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新規事業の社内提案制度を上手く設計するために

新規事業を生み出す組織・制度2019.03.26

新規事業の社内提案制度を取り入れる最終目的は、どの企業も「新規事業の創出」に違いありませんが、どのような道を通って最終目的にたどり着くのが良いかは、その会社の状況・特性・経営者の気質によって異なります。

ダイレクトに新規事業のアイデアを募り、その中から良いものを選び事業化すれば良いかというと、その方法で上手くいくのは、既に全社的に新規事業を生み出せる風土が定着し、それが可能な人材と組織がある場合に限られます。

そうでない会社が一足飛びに「新規事業の創出だ!」と始めても、まず上手くいきません。
3年計画5年計画と長期的な視点をもって強かに「新規事業をボトムアップで生み出せる会社」に変えていかなければなりません。

幸い今回のクライアントさんの事務局メンバーの皆さんは、何年か経験をしてこられ、その難しさを感じておられますので、しっかり課題認識を共有した上で検討を進めることができています。
と言って、課題を分析するだけでは「どうすれば良いのか」はわかりませんので、この会社の良いところこの会社の社員の皆さんの得意なところを再認識するところから解決の糸口を探ります。
ここまで、2回4時間の濃密なディスカッションを経て、ようやく制度改革の糸口が見えてきました。

時折「新規事業提案制度の設計コンサルなんて、ニッチなお仕事をされているんですね。」と言われます。
確かにこの領域に特化してお仕事をお請けしている会社は、殆んどないと思います。
ですが、そこに特化するだけの特有のノウハウは確実にあると自負しています。

残念ながら、世の中に数多ある新規事業提案制度は、殆んど上手く機能していません。
でも、私から見ると上手くいっていないにはいない理由があります。
それぞれの会社に適したやり方があります。
上手く機能する制度を広げていくことで、より多くの会社からボトムアップで新規事業を生み出しやすくしていくことが、株式会社インキュベータの使命です。