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新規事業マインドは子どもの頃に育まれる?

新規事業を生み出す起案者2020.02.05

イマドキの公園事情だそうです。

なるほど、たしかに公園には「禁止」看板のオンパレードです。

思い返せば、いろんな人が集う公園で遊ぶくらい 子どもの頃に社会性を鍛えられる場所もなかったと思います。

仲良しの顔馴染みばかりであれば、一緒に遊ぶなり、遊びたいことが違う場合は早い者勝ちで場所を取ったり、時に話し合いで使う場所を分け合ったり。
もちろん調整が上手くいかず、揉めたり時に喧嘩になったりもするわけですが、力の強い子と弁が立つ子の微妙な力関係とか。
 多くの人がいれば自分の我儘だけが通ることはなく、全体バランスを見ながら、その中でも自分の「したいこと」をどう実現するか、子どもなりに知恵を絞っていた気がします。

そこに知らない他校の子がいたり、時に怖そうな中学生がいたりすると更に厄介で、お互いに認識しあった共通ルールというものがないから、恐る恐る場所を使ったり、時に勇気を出して話しかけたり。
その一つ一つが子どもの頃の自分には日常の中の大事件であった気がします。

それがイマドキの公園みたいに「禁止事項」がこれほど多く設定されてしまうと、ルールを自分たちで考えるとか、決めるとかってことは経験せぬまま大人になってしまうのかなぁ・・・
まぁ、子どもの育ちは公園だけが場ではないので、いろんな場面で同様の経験はしていくんでしょうが、いつも管理人やら先生やらがルールを決めるって環境で育ってきて、いきなり大人になって「ルールは自分たちで考える」なんて、難しいかもしれません。

でも、「起業して自分たちで会社を作る」ってつまりはそういうこと。
自分たちの会社組織のルールはもちろんのこと、お客様との購入・使用のルール、お取引先とのルール、全部「何が正しい」ということもないから、自分で考える。それが日常になります。

オールアバウト社を創業して間もないころ頃、某大手企業から転職してきてくれた若手がいました。
彼は、既に出来上がってしまっている世界ではなく、ゼロからイチを生み出す仕事がやりたいんだと。
そんな彼が、未だサイトオープン前にプレ営業のようなことをしていた際に、某社から「サイトが開設され次第、広告を出したい」と言ってもらえたと、喜んで営業から帰ってきました。
「広告を出したいと言っていただいたんですが、どうしたら良いですか?」と。

実はその時点では未だ広告出稿主からの広告掲載依頼のフォーマットも手続きの手順も何も決まっておらす、彼にまずお願いしたのは「申込書」のフォーマットを考えてもらうことでした。

そんなことからすらイチから作っていくのが「起業」です。
企業の中からの社内起業では、この辺りくらいまでは既に社内でルールがあったりすることもありますが、実際に社内起業をする場合にも、「なんでも自分で決めていく」って覚悟はもって臨んでおく方が良いと思います。